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「あの時、心が壊れそうだった」

看護師経験を活かした、
安心とやさしさのプライベートサロン‐minu(ミヌ)‐
セラピストのRieです

今日は看護師時代の出来事を少し書きます。




私は、看護師として病棟で働いていた頃、
苦しい経験をたくさんしてきました。

中でも、ある患者さんとのやり取りは、
今でも忘れられません。

穏やかだった患者さんが、病気の進行とともに変わっていった。
暴言、命令、怒鳴り声。

ある看護師は「そこに立ってろ」と言われ、
私も「お前はそういうところがダメなんだ」と怒鳴られた。

たった一度、麻薬を渡すタイミングが
その人の中で「遅かった」だけで。

「なんでこんな人が生きてるんだろう。死ねばいいのに」って。

看護師として、あるまじき言葉かもしれない。
でも、嘘はつけなかった。

正直、もう耐えられなかった。
「看護師って、何のためにいるんだろう」
「苦しみを延ばすためにいるの?」

そう思ってしまう日もあった。

私は戸惑い、苦しみ、
時には感情が追いつかないこともありました。

でも、今ならわかります。

あれは、“その人らしさ”が消えてしまったのではなく、
“その人らしさ”が壊れてしまいそうになるほど、
ぎりぎりの思いで日々を生きていたということ。

あの時、もっと寄り添える何かがあったら。
その気持ちが、私を「アピアランスケア」という道へ導いてくれましたのかなと思います。

心も身体もボロボロになるような時期こそ、外見も、心も、安心してほどけて、
「もう頑張らなくていいよ」と言ってもらえるような場所が必要なのでは。

「その人らしさ」を思い出せるようなケアが必要だと思っています。



これは看護師4年目の時でした。
今でも映像を鮮明に覚えているほど、ショックだった出来事です。
でも、それだけ「病気は人を変えてしまう」ということを私は理解しているのです。

もし、治療のせいで自分が自分らしくない。そう感じてしまった自分の事は否定しないでほしい。
そして、その気持ちをふぅーっと吐き出しにサロンに来てみませんか?
暖かいお茶、穏やかな空間を準備していつでもお待ちしております☺