先日、都内にある病院にて定期的に開催されている
「がん患者さんの集い」(患者サロン)に伺いました。
私が研修を受けていたmake me relaxのさとう先生が
定期的アピアランス相談を行っており、今回は一緒に同行しました。
患者サロンの目的は「絆を深めること」で
初発の方や治療開始何年も経過されて、様々な治療を経験されている方など
いろいろな状況の方が参加されておりました。
過去に看護師をしていたけれど、当時はこのような場所に参加する機会は無く、
(入院中の方が対象ではないため)
外来通院をされている方の治療に対する想いを聴く。というのは初めての経験でした。
治療で感じるリアルな気持ち
やり場のない感情
このようなお話を聞かせて頂く有難い経験でした。
そこで感じたこと。
それは
【感情を吐き出すことの大切さ】
そして
どんな感情を持ったとしても
【自分を否定する必要はない】
身体も傷も痛い
先が見えなくて不安
苦しい、辛い
この気持ち、なんでわかってくれないの?
こんな気持ちになることがある。
でもそう感じるのは自然なことだと思う。
そう感じた自分のことを否定せずに
感情をため込まずに
感情を表出することが一番大切。ということを改めて感じました。
今日は患者さんのお話を聞かせていただいたけど
【生きていたら色んな感情が芽生えてくる】
この感情を否定せずに
「そう思うよね」
「そう思って当たり前だよ」
って受け止めてあげることができたら
目の前の現実が変わって見えるはず。
今日は患者さんとのお話のやりとりを聞かせてもらい、まさにそうでした。
色んな感情を抱いてしまうことに自分を否定してしまう。
でも、それは当たり前だし、仕方のないことだよ。という言葉もありました。
自分が辛いとき、苦しい時、
その感情をため込まずに、「わかろうとしてくれる人」に話す。
それがモヤモヤした気持ちが晴れるきっかけになるかもしれない。
「感情を出す」
それができるこの患者サロンは改めてとても必要だし、
もっと広まってほしいと思いました。
改めて私も誰かの心を軽くするお手伝いができるように頑張っていこうと思いました。☺