その他

正しいシャンプーとドライヤーの仕方

がんサポートケアサロンminu(ミヌ)
元看護師、セラピスト、メイクセラピストのRieです。

前回投稿した、【化学療法時の頭皮ケア】でも触れた
【頭皮を清潔に保つ】

そもそも正しいシャンプーやドライヤーの方法は
皆さんご存じでしょうか?
実は私も、これから書くことは
知らないことだったのです(笑)

元職場の美容師さんから教えてもらったことをシェアしますね◎
(以前は美容室内のエステルームで働いていました)

 

シャンプーは
髪ではなく 頭皮を洗うもの
(私は髪の毛を洗うものだと思っていました・・(^^;)

 

シャンプーの目的

髪ではなく、頭皮の汚れ(皮脂や汗、ホコリ)を落とすことが重要。
頭皮を清潔に保つことで、
かゆみや炎症を防ぎ、健康な髪が生えやすくなる。

 

洗い方のポイント(抗がん剤治療後の敏感な頭皮向け)

①低刺激のものを使用する。
(可能であれば、担当の美容師さんに相談するのもあり)

②爪を立てずに、指の腹で優しくマッサージするように洗う
ぬるま湯(38℃前後)でしっかりすすぐ(熱すぎると乾燥が悪化)

③シャンプー後は保湿ケア(頭皮用ローションやオイルを使うと◎)

次にドライヤーについてです◎
副作用で髪の毛が抜けてしまっている時も
ドライヤーはかけることが大切です。
その理由は一つ目に書きますね☺

ドライヤーの目的①
毛穴の水分を飛ばし、雑菌の繁殖を防ぐ

濡れたままの頭皮は 雑菌が繁殖しやすく、
かゆみや臭い、フケの原因 になります。
特に 抗がん剤治療後のデリケートな頭皮は
免疫力が下がっているため、
感染症を防ぐためにも早く乾かすことが大切 です。

 

目的②
髪のダメージを防ぐ

濡れた髪はキューティクルが開いているため、摩擦や刺激で傷みやすい 状態です。
自然乾燥すると キューティクルが乱れ、枝毛や切れ毛の原因 になります。乾かすことでキューティクルが閉じ、ツヤのある健康な髪 になります。

 

目的③
血行促進&発毛サポート

ドライヤーの適度な温風 で頭皮が温まると 血行が良くなり、髪の成長をサポート します。
ただし 熱すぎると乾燥や炎症を引き起こす ので、低温~中温で風を当てる のがベスト!
正しいドライヤーの使い方

ドライヤーのポイント

☑タオルドライをしっかりする(ゴシゴシ拭かず、ポンポンと優しく)
☑頭皮から乾かす(毛穴の水分を飛ばし、髪の根元をふんわりさせる)
☑ドライヤーは20cmほど離す(近すぎると熱ダメージに)
☑8割くらい乾いたら冷風で仕上げる(ツヤUP&キューティクルを整える)

NG行動

🚫 自然乾燥(雑菌の繁殖&髪のダメージ)
🚫 ドライヤーを近づけすぎる(火傷や乾燥の原因)
🚫 同じ場所に長く当てる(ムラになり、ダメージの原因)

ドライヤーは頭皮と髪を健康に保つために大切です♪
特に抗がん剤治療後の頭皮はデリケートなので、
やさしく乾かす習慣をつける と安心ですね 😊✨